宝水ワイナリーの2015年の葡萄の初搾りを取材させていただきました。

前日に収穫された社長の倉内さんの畑のポートランドを4トン。今日中にすべてを搾汁するそうです。

 

搾汁器へ葡萄をどんどん投入しています。

 

投入の体験をさせていただきました。

 

搾汁器から流れ出る葡萄の雨に感動。白ワインは搾ったジュースを発酵させるのだそうです。

 

そして搾りたての葡萄ジュースを試飲させてもらいました。

「うわっ。甘い!!」

葡萄をそのまま食べるより断然甘い。酸味を感じないくらいです。

「完熟の柔らかい果実だけが最初に潰れます。ワインには重要な食べた時の、皮の苦さや、エグさ、種周りの酸っぱさが出てくる前のです」

と教えていただきました。これはこの瞬間にしか味わうことができない葡萄の味だったのですね。

 

今日搾汁された葡萄は、手前の樽の中に入りました。

 

今日は運転手なのでワインの試飲はおあずけでしたが、ワイナリーで穫れた葡萄ソースがたっぷりかかったソフトクリームをいただきました。甘すぎないソフトクリームに、こちらも甘さをおさえた酸味のバランスのいい葡萄ソースがなんとも愛称抜群。品種は「レゲント」だそうです。

 

この日は夕方まで、3回目の搾汁まで見せてもらいました。宝水ワイナリーで過ごす時間はゆっくりと過ぎていきました。今日のあの葡萄がワインになったら、絶対に飲んでみたい。以前に訪れた時よりも葡萄が育っていて、その葡萄がワインへと変わっていく様子を見せていただけてとても感動。

ワインをもっと好きになりました。

(2015.9.24 sachiko)